⑥施術業の真実―手間賃商売

市場・経営

お店選びにお困りではありませんか?困っている人に選びのコツを掲載した冊子をさしあげます!と、8万円かけて大々的に打った19万部配布の連合折込記事広告からの集客の結果は、資料請求の同業者が一人と、カミソリ3枚と脅し文句が書かれた差出人不明の手紙が一通のみ、という笑えない結果でした。

なけなしの開業資金のうち、8万円をドブに捨てたようなものです。

ただ、この広告を最初に打ったおかげで、治療院選びで悩むお客様なんていないことがわかりました。なぜなら、痛かったらすぐに治療してもらいたいのだから、資料請求したり、悩んでいる余裕などないからです。

当然、その文言でご新規さんが来るわけがないということですね。

では、なぜ、そんな単純なことに、最初に気づけなかったのだろうか?

ただ、それを考えるほど余裕がなく、運転資金が枯渇する寸前だったため、即、翌月から営業時間外の早朝・深夜、休日のアルバイト生活に移行です。

営業時間内、ほぼ毎日、チラシを撒きまくっても、数人が1回か3回のトライアルの来店だけ。

次の連合折込広告を打てたのは、広告資金がたまった4か月後の9月だったなぁ。

それもはずれて、集客成果ほぼゼロに近かったような・・・。

それ以降も、アルバイト代が運転資金の大半を占めました。

全くと言っていいほど、来店者がいないに等しい状態が続き、年の終わりには閉店しようと思ったくらいです。

専業主婦希望の妻には、事業を始めたら、もう働きに出ていかなくても大丈夫!と安心させた上での開業だったのに、不安だらけの日々を送らせただけでなく、アルバイトが必要なくなるまで働きに出てもらい、大変迷惑をかけてしまい・・・。

今だから明かせますけど、最初なんて、こんな感じでしたよ。

開業して2か月後くらいにやっとお店のホームページが完成し、今△▽様に話した内容をホームページに掲載したのですが、手間の肩代わりを希望するお客様の来店は、チラシが大当たりしてからでした。

しかも、全然、別の文章のチラシがホームページ閲覧につながったといいますか・・・。